TOP

 ALWAYS ROCK, ERG and TATSUKO CRAZY

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

一夏の経験が、少年を大人にさせる -『真夏の方程式』の感想-

『真夏の方程式』を読み終えましたので感想を
※ネタバレありですので十分に気をつけてください

両親の都合で一人・親戚が経営する旅館で過ごすことになった恭平。
玻璃ヶ浦へ向かう電車の中で彼は湯川に出会う。
湯川はこの町で開かれている、海底鉱物資源開発の説明会に出席するために来ており、
恭平は親戚の旅館の名前と場所を教えた。

その夜、旅館には恭平と湯川のほかに、塚原正次という男性が宿泊していた。
説明会に参加していた旅館の娘・成実は、塚原も説明会に出席し、
面識がなかったにもかかわらず、自分に微笑みかけていたことに気づく。

ところが夜遅くになり、塚原が突如として姿を消してしまう。
そして翌朝、海辺で変死体となった塚原の姿が発見される。
県警は現場検証を行い、堤防から誤って転落した事故死の線が濃厚であるとしていた。

同じころ、草薙は上司である多々良管理官から直々に特命の捜査を依頼される。
実は塚原は元警視庁捜査一課所属の刑事で、多々良も恩になったことがある先輩であった。
転落死したと到底思えない多々良は同じ旅館に湯川が泊っていることを知り、
草薙を連絡係にして独自の捜査を命じたのだった。
草薙は内海とともに湯川とコンタクトを取りながら捜査を行う。
捜査を進めるうち、塚原は殺害された後に、海に遺棄された可能性が高くなっていく。

はたして塚原は何のために玻璃ヶ浦に来たのか。
事件に遭遇した湯川は「ある人物の人生が捻じ曲げられる」ことを防ぐために、真相に挑んでいく。

鍵を握るのは16年前に塚原が担当した元ホステス殺人事件。
そして、その裏には旅館の家族が隠さなければならなかったある重大な秘密があった。



夏に読んでよかったと思う爽やかな読後感
他の季節ではこうはいかないでしょう

最初の本と比べると明らかに人間味が増した湯川
ロボットと言っては失礼かもしれないが、それほどまでに淡々とする様子が多かった人間が、
今作では人間味を帯びて、しかもあんなに嫌いだった子供と行動を共にしています
「設定どこいった?」というくらい意外

自分の実の娘が犯した罪を代わりに被り、
その秘密を墓場まで持って行こうとする仙波の姿は『容疑者Xの献身』の石神を思わせる
故にインパクトは薄いかなと。二番煎じ?

また少しそれますが、この石神を思わせるような発言に加え「練馬の刑事は大変だ」というセリフで
加賀恭一郎を想像など作者ならではの遊び心があります
映像化したらちょこっとでもいいから映らないかな

そう!これはぜひ映画化してほしい作品。
来夏辺り・・・夏は外せないですね

今はいいかもしれないけど、恭平君はきっと自分が何をしたのか知りたくなり、きっと事実を知るでしょう
私の中では玻璃ヶ浦で今も働いている成実から・・・・・・

そしてどうか前を向いて歩んで欲しい
君は一人ぼっちではないのだから
遠いようで近い未来、君が帝都大物理学科の門をたたくと信じて―

真夏の方程式
真夏の方程式
posted with amazlet at 11.08.01
東野 圭吾
文藝春秋 (2011-06-06)
売り上げランキング: 350

Comment







(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可

Trackback

http://likesofkiyu.blog10.fc2.com/tb.php/788-2702d28d

この記事にトラックバック(FC2Blog User)

Home

Twitter

検索

月別アーカイブ

アクセスカウンター

最新記事

カテゴリ

リンク

参加中

ブログランキング ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングへフィードメーター - キユノライク-Love Like Live Life- キユ@板垣辰子命さんの読書メーター

タグクラウド

Top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。